ゆたか証券 ディーラー採用サイト

アローヘッドについて

やっぱりスピードが速いですよね。本当に速い。注文を発注してから約定して戻ってくるまでの時間の短さには驚きます。この新しいシステムは取引し易くなった部分もありますし、やりにくくなった部分もありますね。やり易くなった部分は、良いところでエントリーすれば一気に値が動くので、目標までの到達時間が早く、ポジションを取る時間が短くて済むというのがあると思います。
 
逆にやりにくくなったのは、エントリーに失敗したときの損失が以前よりも大きくなりました。それでも、以前とは明らかに違いますが、板読みや出来高読みはできると思います。中途半端なところでエントリーすると、思わぬ大きな損失が出るような値動きなので、エントリーポイントがシビアになっていますから、そこに気をつけないといけませんね。

アルゴリズム売買の本格参加に対して

ここ最近になって増えてきていると思います。板が移動するようなものだったり、人間業じゃないスピードで取引しているようなものだったり。小型株だと分かり易いですけど、数を合わせて、同数の注文が出てくるようなものがあります。例えば、5枚の買い板のところに10枚の売りを出して、売り板が5枚になるはずが、すぐに買い5枚が出て空間にされたりしますね。2回連続で同じところで同じことが起こったりすると、さすがに分かりますよ。
 
アルゴリズムの存在は、あまり深くは考えないようにしています。こういう動きをするものがある、こうなったらこうなりやすい、といったパターンを覚えておきますけど、どうしたいのかよく分からないことが多々ありますし、最後まで何がしたかったのかも分からないこともあります。ですから、単にそういうことがあると覚えておくだけですね。アルゴリズムの存在が分かれば対策はできると思います。

アローヘッド導入による取引の変化1

アローズヘッド自体は非常に良いシステムじゃないでしょうか。良いところでエントリーすれば、すぐに利食いはできますからね。ただし、システム全体が速くなったので、含み益含み損の変化も速いですし、利食いの判断も速くしないといけなくなったので、難しくはなりました。
 
まだ自分も模索中ではありますけど、速度の向上とアルゴリズムの増加で、アローヘッドでの板読み、出来高読みの方法も変わりました。それでも、見せ板と呼ばれるような、実際には約定しない板も未だにありますし、買い板が増えながら、売り板も増えるような、節目やストップ高付近でよく起こる現象も未だにありますから、そういうのも含めて読んでいけば利益は出せると思います。

アローヘッド導入による取引の変化2

あと、これは私だけかもしれませんが、アローヘッド導入以降、ノイズと言いますか、大口の注文に惑わされることが無くなりました。例えば、以前は自分は買うところだと思ってポジションを取ったけれど、大口の売りが出て、慌ててポジションを外したりとか、そういうことがありましたが、スピードが速くなったおかげで大口の売りが分かりづらくなって、逆に惑わされなくなりましたね。今までは見え過ぎちゃって困っていた部分が無くなりました。これは良い点だと思います。
 
取引回数は変わっていないですが、もう少し回数を減らした方が良いかと思っています。以前は打診買いして駄目だった場合もすぐに逃げられることが多かったですが、今は逃げられず、一気に損失が出ることがあります。なので打診買いの回数を減らすことを考えています。よく値動きする時間帯も大きくは変わっていないんじゃないでしょうか。寄り付きからの1時間からと、引け前30分から1時間くらいはよく動くなと思っています。

これからのアローヘッドへの対策

将来的には希望が見えると思ってます。こう思えるのも、皆が負けている訳ではないですし、アローヘッドでも利益を出す方法があるということです。
 
周りには沢山のディーラーがいて、最近は皆とよく話をします。「こういうのを買ってみたけどこうだった」とか、「この銘柄にこういうアルゴリズムがあった」とか、「それならこうしたら良いかもしれない」とか、情報交換を頻繁にするようになりました。目の前にディーラーが沢山いますから、個人で取引しているよりも情報収集はしやすいですね。
 
あと、動くときは一気に動くので、ポジションがある時は集中しないといけません。特に、2、3銘柄同時に持っている時は、かなり集中しないといけないので疲れますけど・・・まあ、そんな風にして“今の環境でも勝てるように自分を成長させる”だけです。

ページTOPへ

エントリーはこちらから