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外国債券

外貨建債券とは

外貨建債券(以下外債)とは、発行者、通貨、発行場所、のいずれかが海外である場合の債券をいいます。外債の主な種類としては、外貨建債券、デュアルカレンシー債、リバース・デュアルカレンシー債、などがありますが、ゆたか証券では最も一般的な外貨建債券をメインに取り扱っております。

外債投資のメリット

外債投資のメリットの一つに高金利通貨への投資があげられます。日本の政策金利は0.10%(2014年1月現在)であり、物価上昇率と比較しても非常に低金利な状況にありますが、海外に目を向けてみると、日本より金利の高い国は非常に多く存在します。このような高金利を、外債投資を通じて享受していただくことが可能です。

外債投資においては、債券投資を通じて得られる利金や償還差益以外に、為替の変動による為替差益を狙うことも可能です。

少子高齢化に伴う労働力の低下、それらの諸問題からもたらされている経常赤字の拡大等、日本を取り巻く環境は厳しく、決して楽観視できる状況ではありません。資産運用で最もリスクがないのは投資せず、現金で保有しておくことですが、世界的に日本円が売られる局面が到来した際は、現金で保有していた円の資産価値がなくなってしまうことになります。外債を通じて外貨資産を保有することは、このような事態に備えたリスクヘッジを意味することになります。

外債投資のリスク

市場リスク(カントリーリスク)

通貨発行国の国情の変化(政治・経済・取引規制等)により、投資元本割れや途中売却できなくなるおそれがあります。

信用リスク

発行体の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本割れや利金の支払いが遅延または不払いとなるおそれがあります。

流動性リスク

信用度が低い発行体の債券や、発行金額が少ない、等の理由から、市場で買い手がつかず、期中に売却ができない可能性があります。

為替変動リスク

為替相場の変動により、円貨でのお受取金額が増減し、投資元本割れの可能性があります。